留学生の就活に立ちはだかる高い壁、「SPI」

こんにちは、Sales & Marketingの渡辺(通称:アフリカ)です。
留学生の就活事情についての記事を、定期的に更新していきます。

◆留学生交流イベントで見えたもの

9月2日(土)に、「先輩留学生との就職相談&相談会」を、すみだ産業会館にて開催しました。

ASEAN諸国を中心とした7名の優秀な先輩留学生×約30名の後輩留学生に加え、企業の採用担当者の方も一部参加してくださり、熱心な意見交換によって会場は活気を呈していました。

交流会1 交流会2

 

先輩留学生の自己紹介タイムで、「日本の就活で苦労したこと」として最も挙がっていたもの。
それは、

「SPI」

※SPIとは?
リクルート社が提供している適性検査で、多くの企業が就職活動中の受験者の能力を測るために用いるもの。
能力検査は言語分野・非言語分野に分かれ、国語・計数・英語の問題が出題される。

先輩留学生A「日本人でも難しいテストなので、日本語の理解に時間がかかる留学生にはとても不利。対策にものすごく時間がかかった」

先輩留学生B「SPIで落とされてしまうので、後半はSPIがない企業しか受けなかった」

参加された先輩留学生は、良い大学を出た優秀な方々ばかりです。
そんな人材を、面接する前にバサッと切り捨ててしまう恐ろしい存在、SPI….

ベトナムに4年間留学した日本人が、ベトナム語の難解な長文を短時間で読み解き回答し、ベトナム語ネイティブのライバルに点数で勝つことを求められると想像すれば、そのハードさが理解できると思います。
話を聞いている後輩留学生たちの顔に、緊張が見えます。

◆採用担当者の声

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採用担当者C「留学生にとって、SPIがこれほどネックになっているとはあまり考えていなかった」

応募者が多数集まる人気企業では、SPIをはじめとする能力検査で応募者数を絞ることは一般的です。
選考の平等性確保のため、能力検査で留学生だけ特別扱いするわけにいかないという事情もあるかもしれません。

しかし、留学生の戦力を積極的に活用していきたいという企業は、今後確実に増えていくと考えられます。
その際にネックとなるのが能力検査です。

◆留学生向けに、GSPIのような、非言語能力検査を中心とした適性検査のオプションを用意する。
◆言語能力検査よりも、非言語能力検査の結果を重視する。

こういった方法をとる企業も増えてきました。

今まで書類で落としてきた学生の中にも、実は会社で活躍してくれていたであろう留学生がたくさん潜んでいたかもしれません。
日本企業の採用手法にも今、グローバル化が求められています。

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