【タイ編】ASEAN諸国の大学紹介Vol.1

外国人留学生の履歴書を見てみると、母国で大学を卒業してから来日されている方も多々いらっしゃることがわかります。

タイ国内の大学進学率は、52.50%（2016年6月16日現在。http://www.globalnote.jp/post-1465.html）と、ASEAN諸国の中ではTOP水準です。ちなみに日本は62.41%、アメリカでは86.66%となっているようです。

今回のエントリーでは、ASEAN諸国の大学紹介Vol.1として、タイの大学を紹介していきたいと思います。

【チュラロンコーン大学】タイ王国で最も古く権威ある国立大学

タイ王国における最も古く、権威ある国立大学。バンコク市街にキャンパスがあります。大学名はチュラロンコーン大王（ラーマ5世）に由来しています。タイ最大の総合大学であり、19の学部が設置されています。経済的に恵まれていたり、家柄が良いとされる学生が多いといわれており、各界のエリートを輩出しています。
最高学府を卒業したというプライドが高く、能力が優れており、吸収スピードも早く、会社では管理職、重要なポジションに就いているケースが散見されます。

【タマサート大学】法学部では国内で最も権威ある国立大学

王宮の近く（バンコク）に所在する国立大学。チュラロンコーン大学に次ぐ歴史を有し、双璧をなします。「タンマサート」とは、古法典の総称「ダルマ・シャーストラ」のタイ語訛りで、法学部門では国内で最も権威があります。現在は理系のコースも設置。向上心が高く、外国人と働く際には、柔軟なコミュニケーションをとれ、バランスが良い人財が多いとされています。

【カセサート大学】農業・森林関連では最も古い国立大学

タイの中では3番目に歴史のある国立大学。農学関連では最も古い大学です。農学はもちろん、獣医学等の領域で協定を結んでいる日本の大学も少なくありません。
基礎能力が高く、地味である場合もありますが、日本でいうところの体育会系の人財も多いです。努力を怠らない、真面目な性格の学生が多いようです。

ここまでいかがでしょうか。以上の3大学は、タイの大学御三家と呼ばれており、いずれも名門大学とされています。

本記事はまたアップデートします。