【採用事例インタビュー Vol.1 】ロジザード株式会社様 / タイ・ベトナム

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こんにちは。ASEAN CAREER広報 水口です。

本日から、ASEAN人財の採用事例をご紹介してまいります。ASEAN出身者を採用された企業様と日本で働くASEAN出身者の想いをありのままに伝えていこうと思います。今後、採用を検討される企業様へ有意義な記事となるように執筆してまいります。どうぞよろしくお願い致します。


 

今回、倉庫管理・在庫管理システムサービスを日本及び海外に展開するロジザード株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:金澤 茂則様)
へお邪魔してきました。

世界の工場、巨大消費市場として重要性が高まるASEAN地域。

ロジザード株式会社はロジスティックスという物流管理の面から支えるべく、即戦力としてASEAN人財を採用することに決めました。

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左から【ユインさん(ベトナム出身) 海外採用担当 大塚さん カノックワンさん(タイ出身)】

大塚さん 海外採用担当

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これまで、ご自身も多国籍な働き方をされてきた上、趣味でもASEANへ旅行へ行かれるほど。ドシッと構えられて頼れる父!のような方です。インドシナ半島での「国境」というものを感じなくなるほど今後の物流システムを作っていきたい。

 

ユインさん 企画営業部 入社4ヶ月目。日本在住歴2年9ヶ月。

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ベトナム案件を中心に堪能な英語力を生かし、フィリピンやシンガポール案件に関っている。現地の企業からシステムに関する問い合わせやトラブルを、日本人SEメンバーと協力しながら対応している。入社3ヶ月目でフィリピンへ出張。システム部のメンバーと同行し現地で通訳業務も行った。彼女の将来の夢は「物流に関わるIT業務で経営者になること」。世の中のモノの流れをもっとダイレクト化させるシステムを開発することと、日本の優れた接客マナーを学び、営業活動に活かしていきたい。

 

カノックワンさん 企画営業部 入社2年目。日本在住歴8年。

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タイ案件を中心に、現地の企業からシステムに関する問い合わせやトラブルを、日本人SEメンバーと協力しながら対応している。彼女も入社2ヶ月目で部長のアシスタントとしてタイへ出張し、タイの国際会議で通訳業務も行った。当時はシステムに関する知識も少なく、同時通訳がとても大変だったと話す。彼女の将来の夢は「社長になること」。タイと日本を繋ぐ総合サービスを作りたい。例えば、訪日タイ人へ、ホテルを人数無制限制で格安でホテルを提供したり、チケット手配のサポートをしたり。。。タイと日本にオフィスを置き、両国が更に触れ合える機会が増える未来にしたい。

 

もともと、ロジザード株式会社は外国人採用の経験はありましたがASEAN出身の方の採用は初ということです。

水口
お二人を採用されたきっかけは何でしょうか?
大塚さん
カノックワンは面接をしながら漢字を交えて日本語でメモをしていたことが印象的。それから「将来の夢は?」と聞くと「社長になりたい。」という力強い言葉に彼女の自信を感じて採用を決めたよ。

ユインは、会話や何かについて説明するとき構成立てて論理的に話すところが印象的。英語力も抜群で、総体的に彼女は優秀だと感じて採用を決めたよ。

水口
お二人とも、今後の即戦力となると感じられて採用されたようですね。お二人はどうして日本で就職しようと決められたのですか?
カノックワンさん
私は日本の技術力を学びたくて日本へ来ました。パソコンで作業することも好きで、IT系の企業で働きたかった。日本語の会話を習得するのに3ヶ月くらいかかったかなぁ。
水口
日本へ来るときはご家族に相談されたのですか?
カノックワンさん
しました。父には反対されました。私はナコンシータマラート県というちょっと田舎のところに住んでいました。これまで飛行機も乗ったことがありませんでした。父は田舎で育った私が海外へ行くことを心配していました。最終的には父の反対を押し切って日本へ来ましたが、「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、すぐに日本の生活に慣れました。
ユインさん
私は、もともと日本の歴史が大好きで日本に興味がありました。大学で日本語を学び、日本語を話せるようになりました。物流に関わるIT業務に興味があり、まずはベトナムの日系企業で3年間働いた後、来日後もう一度日本語を勉強し、物流業務が出来る仕事を中心に就職活動をしました。
水口
来日の目的がとても明確ですね。現在、日本人のスタッフと一緒に仕事をしてみて感じる事はありますか?
ユインさん
もっと仕事を任せてほしいです。以前のベトナムの職場では「自分で考える機会」を多く与えてくれました。「マニュアル通り」に動くのではなく、ある程度の指示を受け、考えることができれば「責任」が生まれ、やりがいも、さらに生まれると思っています。
カノックワンさん
良い意味でも悪い意味でも「時間」に厳しいと感じます。日本社会では厳しいとよく言われているが、今の仕事では上司をはじめ、先輩や同僚等と楽しく仕事をしています。日々は良い生活を送っているし、仕事とプライベートのバランスが取れています。ただ日本の企業は遅刻に対して厳しいと感じます。タイだと30分ほどの遅刻くらいでは厳しく罰せられることもなければ周りから白い目で見られたり、それによってその人の能力が判断されることはないです。でも日本は遅刻をしたり残業をしない人は「仕事が出来ない」というような風潮があると感じます。私はワークライフバランスを重要視しています。会社=家族という時代は古いと思う。仕事もこなしてプライベートの時間もしっかり取ることが充実につながると思う。

お二人が声を揃えて話していたことは‥

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「 マナーが厳しい。 」

日本人は外国人の声としてよく聞く一言かと思います。具体的にどんな所に対して彼女たちは感じているのでしょう?

ユインさん
例えば、部屋に入る順番です。立場が下となる人がドアを開けて待っています。そして目上の人が入ってから最後に入ります。あとはエレベーター。エレベーターを降りるときは開けてみんなが降りるのを待つのが当たり前。
カノックワンさん
上座下座も!女性が強い国でもあるため、男女は平等社会なので、多少はレディーファーストですね。

サラッと「レディーファースト」という言葉が彼女の口から出てきました。考えてみると日本は、特にビジネスのシーンでは、目上の方を敬う文化ですね。

水口
まさに今、文化の違いを感じています(笑)そのマナーの厳しさに対しては抵抗はないですか?
カノックワンさん
ないですね。国に帰ればそれに合わせるだけですね!
ユインさん
ないですよ^^

まさに「郷に入れば郷に従え」なのでしょうか‥!

水口
国も違えば文化も違いますが、日本人スタッフと外国籍スタッフが共に仕事をする上で、海外採用担当である大塚さんが特に意識されていることはありますか?
大塚さん
言葉が違うということだけだからね。一つ意識していることと言えば、私は、日本人スタッフと彼女たちが話す機会を作り、与えることを意識しているよ。私は眺めることに徹している。
水口
眺めることに徹しているところがまた心強いです。大塚さんはこれまで多くの外国人の方と関わってきたからこそ、外国籍スタッフと働くということに対するお考えをお聞かせ下さい。
大塚さん
コミュニケーション=言葉じゃないです。コミュニケーション=相手への興味・関心です。言葉というのはただのツールにしかすぎなくて、いかに相手に迫れるかだと思います。コミュニケーションの出発地点は「相手を知ること」に尽きます。日本語とか外国語なんていうのは全く関係がないことですよ。

大塚さんからそんなお話を聞いたとき自分自身が日々生活をする中でも、考えるべきことだ気づきました。私も毎日新しい出会いがあります。相手のことを知ろうとすることを日常の中でちょっとだけ意識してみるだけで、会話の幅が広がりますよね。

今回のご訪問では、コミュニケーションのあり方について自分自身もとても考えるきっかけとなりました。

xyz0927終始絶えない楽しいお話と笑顔がとても印象的な皆さんでした!

ขอบคุณ ค่ะ コープンカー  Cam on カムォン

ありがとうございました^^

 

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