ボゴール農科大学 IPB University の紹介~インドネシアにおける大学特集 Vol. 4~

皆さん、ハロー!インドネシアについての記事担当のプトロです!

いよいよ4回目の『インドネシアにおける大学特集』紹介記事にたどり着きました!前回のバンドン工科大学紹介記事まで、インドネシアでトップ3位の大学を紹介したと思いますが、一流で素晴らしい大学はインドネシアでまだまだあります!

インドネシアだと言えば、何を想像するのでしょう?おそらく山をなぞる米の棚田や赤くて大きい唐辛子が頭に浮かんでくるはずです。その二つの共通点は予想できるかと思いますが、それは間違いなくインドネシアの農産物ですね!そういうインドネシア産の作物を進めるひとつの組織は、「ボゴール農科大学」なんです!

ボゴール農科大学はバンドン工科大学と同様に、オランダ植民地によって設立されました。その時、ボゴール農科大学が主に獣医学と作物栽培学の教育を提供しましたが、現在は林学、水産学、栄養学、アグリビジネス学なども加わりました。

インドネシア語:Institut Pertanian Bogor (IPB)

英語:IPB University(2019年~現在) / Bogor Agricultural University(2019年まで)

日本語:ボゴール農科大学

本部所在地:ボゴール市 (https://goo.gl/maps/KLHATUHBVdFSwc1t9)

立:西暦1963年

学生数:約21,366(学部生)/  約3,670(学院性)(2004)

学部数:9部

ホームページ:https://ipb.ac.id/

QS世界大学ランキング(https://www.topuniversities.com/university-rankings)の農業分野別で調べたら、ボゴール農科大学は世界のトップ100の大学農科プログラムとして認められます!さらに、同じのランキングでボゴール農科大学はインドネシアの4位トップ大学としても認められます。日本の「東京大学」やアメリカの「ミシガン州立大学」などのトップ農業大学と連携し、まさに国際化農業のカリキュラムがここにあります。インドネシアの第6代大統領、スシロ・バンバン・ユドヨノ氏およびインドネシア農林水産省の役員たちはほとんどボゴール農科大学からの卒業生です。

インドネシア第6代大統領のスシロ・バンバン・ユドヨノ氏は「ボゴール農科大学」の卒業生です

他のインドネシアの大学よりも、ボゴール農科大学はただ9学部だけを経営しています。しかし、農業専門の大学だからこそ、全学部は国内でほぼ高く評価されています。特に国内の獣医学プログラムなら、ボゴール農科大学にしかありません。そのため、獣医者免許を目指している人たちは国内の遠い地方からでもわざわざボゴール農科大学まで入学するわけです。

また、学部の数が少ないかわりに、ボゴール農科大学では5つのキャンパスが存在しています。大きいキャンパスだと、栽培実験ための圃場や畜産学ための牛舎・鶏舎などが設備されていますので、充実できる大学勉強が簡単に実現できます。

ボゴール農科大学の栽培試験圃場

畜産学部の馬屋

大学生が利用する研究室

ボゴール農科大学の「卒業生進路追跡」の研究結果(2017;http://hubunganalumni.ipb.ac.id/tracer-study/)によると、67%の卒業生は国内の会社を選んだそうです。その残りは政府関係の仕事および多国籍企業に入りましたが、結局、海外に行って就職する卒業生は少ないです。詳細なデータもないため、これ以上の原因指摘や分析はできないわけですが、仮設はひとつ挙げられます。

まずは、多くのボゴール農科大学の学生はインドネシアの地方から勉強しに来ました。それに関係して、農家の家族で生まれた可能性が高く、経済状況があまり恵まれていない学生が多いわけだと考えられています。なので、ボゴール農科大学を卒業してから2つの選択肢が一般になります:1)実家に帰って就職する、または、2)実家より大きい町に就職する(ジャカルタ市、バンドン市、ボゴール市など)。確かに海外に行くよりも、国内で就職するほうが経済的ですね。

こう見たら、インドネシアからの人材を採用するには十分な支援が必要かもしれないです。

ともかく、これでボゴール農科大学の紹介が以上となります!

ボゴール農科大学は他に紹介したインドネシアの大学よりも専門的ですが、それからこそ卒業生は専門的な知識を持っているではないかと思います!私が前に通った東京農業大学でも、ボゴール農科大学から来たインドネシア学生が多く、皆さんは非常に素晴らしい仲間たちです。ぜひ、ボゴール農科大学の卒業生をこれから注目してください!

次の投稿までよろしくお願いします!

PUTRO RADITYO HARYO (プトロ・ラディティヨ・ハルヨ)

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ABOUTこの記事をかいた人

Putro Radityo Haryo

現在、東京大学の大学院に在学(修士課程1年)。 来日する前、年間シンガポールに留学し、調理専門学校に通っていた。シェフの資格を受けたその後、母国で数カ月バリ島におけるレストランで働いた。しかし、よりグローバルで活躍したいため、やがて仕事を辞めて日本へ向かった。日本語学校から日本語を極め、東京農業大学を平成31年に卒業した。現在に至り、世界の食糧問題とサステナビリティ課題を研究で解決しようとする。