
こんにちは、田上です。
先日5月9日(土) に株式会社ディスコ様とASEAN留学生向けの企業合同説明会を共催。
弊社はASEAN留学生の動員をさせて頂きました。
ここ2年弱、国内で開催される過半数のASEAN留学生向けJobFairに関わらせて頂き、
わずかな期間ではありますが「大きな変化」と「相変わらず」な部分を体感しました。
「大きな変化」としましては、出展企業のラインナップです。
下記は2014年と2015年の出展企業です。
2014年参加企業(製造業・IT業メイン)
1. 日本発条 / NHK Spring Co., Ltd.
2. 本田技研工業 / HONDA Motor Co., Ltd.
3.三菱自動車工業/ Mitsubishi Motors Corporation
4. 日産自動車 / NISSAN MOTOR CO., LTD.
5. カシオ計算機 / CASIO COMPUTER CO., LTD
6. 伊藤忠テクノソリューションズ/ITOCHU Techno-Solutions Corporation
7. ナブテスコ/ Nabtesco Corporation
8. 三菱電機 / Mitsubishi Electric
9. KYB / KYB Corporation
10. パナソニック/ Panasonic Corporation
11. 日立製作所/ Hitachi, Ltd.
12. 新日鉄住金 / NIPPON STEEL & SUMITOMO METAL CORPORATION
13. 日立物流/Hitachi Transport System, Ltd.
14. 日本電波工業/ NIHON DEMPA KOGYO CO., LTD.
15. 東芝/ TOSHIBA CORPORATION2015年参加企業(業種は多種多様)
1. アドバンスト・メディア / Advenced Media
2. ダイヤモンドダイニング / Diamond Dining
3. ツネイシホールディングス / Tsuneishi Holdings
4. 帝国ホテル / Imperial Hotel
5. インターネット・ビジネス・ジャパン / INTERNET BUSINESS JAPAN
6. 新川電機 / Shinkawa Electric
7. KYB / KYB
8. ニトリ / Nitori
9. 日本信号 / THE NIPPON SIGNAL
10.グロップ / GROP
11.三菱化学 / MITSUBISHI CHEMICAL
12. JTB / JTB
13. 資生堂 / SHISEIDO
14.三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ / ISETAN MITSUKOSHI HUMAN SOLUTIONS
15.トライデント・シーフード・アジア・インク / Trident Seafoods (Asia), Inc.
16.高周波熱錬 / Neturen
2014年開催に関しては、出展企業がメーカーやITに偏っていたのに対し、2015年開催に関しては、多種多様な業界が出展しています。
これは、日系企業のASEANに対する見方が変わっていると読み取れるでしょう。
ASEANはどんどんリッチになっていき、これから膨大な中間層が生まれようとしています。
そして日本へのビザはタイ・インドネシア緩和され、金銭的にも・法的にも、旅行感覚で日本に来れてしまう方々が増加しているのです。
これすなわち、ASEANは製造拠点(人件費カット・アウトソース先)という側面だけではなく、重要な消費拠点としての側面を持ち始めているといえるでしょう。【ご参考】1人あたりGDPと訪日観光客について


東京五輪に向けて、ASEANからの観光客はますます増えていきます。
日本はインバウンド観光客に対して、受け入れ態勢は出来ているでしょうか。
英語での対応、それは当然ですね。
たとえば、タイ語、インドネシア語、マレー語はどうでしょう?
そして、ムスリム観光客は安心して生活出来るでしょうか?
「おもてなし」のグレードアップは、まずは相手文化の尊重から。
その象徴たるものが、ずばり言語と宗教でしょう。
インバウンド業界の国際化にもお力になれます。お気軽にご相談ください。
「大きな変化」については以上です。「相変わらず」な部分については、後日更新します!