今こそ日本国内の外国籍採用を進めるべき3つの理由

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こんにちは、田上です。

コロナの影響で、様々な国では出国制限がかけられ、それに伴い海外に住んでいる人材の日本雇用が現実的に難しいという状況になって参りました。このような状況がめぐりにめぐって、日本国内で留学・就労している外国籍人材の採用・活用にスポットライトが当たっています。

優秀な外国人は外国じゃないと採用出来ないと考えている事業者様も一定数いらっしゃるかと思いますが、日本は実はとんでもなく優秀な外国籍人材の宝庫なのです。そこで「今こそ日本国内の外国籍採用を進めるべき3つの理由」というテーマで、記事を書かせていただきます。ご参考になればと思います。

今こそ日本国内の外国籍採用を進めるべき3つの理由

日本生活に慣れている、日本語が上手い

これは当然ながら大きなアドバンテージです。特にエンジニア採用で海外在住者採用を実施されている企業様は多いかと思いますが、一度も日本で生活経験のない人が大半なため、入社後も雇用主が責任を持ち、事細かな生活のサポートが必要になります。日本にいれば当然持っているものも持っていなく、来日後準備しなければいけないことが意外と多いのです。

また、日本語力という面では、「日本語能力試験N2」が1つ日本で働く指標となりつつありますが、この資格を有する人材を海外で探すことは非常に困難です。エンジニアであればさらに難易度が上がります。さらには日本語能力試験は選択回答式の筆記試験でコミュニケーションを測るものではございません。当然ながら日本語のコミュニケーションは日本滞在が長く、常日頃から日本語のシャワーを浴びている日本在住の外国籍の運用力が高くなります。

雇用手続きが楽で、比較的すぐに入社ができる

日本に住んでいる外国籍の方々はすでに日本での在留資格(ビザ)を保有しているため、留学生は就労ビザへの切り替え、すでに就業している方については、入国管理局への簡易的な届出だけで、手続きは完了します。海外に居住している人を日本に呼び寄せる場合、新たに在留資格を取得する必要となり、企業側でもやらなければいけない事務作業や連絡事項が多くなります。

今は買い手市場、平常時に採用出来ないレベルの人材の採用も可能に

コロナショックにより、現状の人員での事業継続が困難となっている事業者様も多数いらっしゃいます。それに伴い、多くの優秀な在日の外国籍人材が転職活動を始めたり、失業を余儀なくされている方もいらっしゃいます。平常時では到底考えられないレベルで優秀な在日の外国籍人材が転職市場に乗り出しています。

中には業態やビジネスモデル上、コロナの影響が軽微な事業者様もいらっしゃると思いますが、そのような事業者様にとっては今こそ優秀な外国籍人材採用が可能になり、来るべき時期に備え、海外向けの事業や海外人材受け入れの基盤を作るスタートを切るには良い時期であると思います。

 

色々書いてしまいましたが、、、弊社の取り扱う求人数も、常時150件程度あったものが、ここ3ヶ月で半減しておりますが、継続募集を続けている企業様につきましては、優秀な人材をご紹介できる確率がかなり上がっています。是非ともこれを期に、日本国内の外国人採用をスタートしてみてはいかがでしょうか? ご質問やお問い合わせをお待ちしております。

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TagamiTatsuya

1988年東京で生まれ、2010年に明治大学経営学部を卒業後、金属系の専門商社にて海外輸出チームにて中国向けの輸出及び中国・中南米の三国間貿易に従事。 ASEAN好きが高じて、2013年に退職。ASEAN留学生と若手日本人の文化交流を推進するNPOを創業。2014年には在日留学生の就職問題と日本企業の機会損失を解消すべく、NODE株式会社を協同創業。 主に在日東南アジア人材を中心に約10,000人の日本語人材の獲得、さらに3,000人以上の面談経験を有する。 現在は、ASEAN人材ハンターの肩書きのもと、採用企業の外国籍人材採用および同業人材エージェントの戦闘力強化をサポート。