留学生30万人計画について思うこと①

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こんにちは、田上です。

先日、名古屋大学のキャリアセンターを訪問してきました。

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留学生センターのビルに入ると何とラッキー!

月一回のCoffee hourの真っ最中でした。定期的に留学生と日本人の交流を行っているようです。

ずいぶんと大学の国際化が進んでいます。すばらしい。

今回は留学生と日本人学生がカルタ遊びや福笑などで交流をしていました。

「参加したい!」と言う気持ちを抑えつつ、シゴトモードに切り替えます。

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キャリアセンターには実にたくさんの留学生向けキャリアイベント情報がありますが…

 

あえて「留学生の日本企業就職における課題」をヒアリングしてみました。

すると、「Global30枠」で入学した学生の受け入れ企業先がまだ少ないとのことのご回答。

Global30とは全国文部科学省が2020年における「留学生30万人計画」を達成するための施策で、

全国主要13大学に「英語だけで卒業可能なコースを設置」することで、留学生受け入れ体制を整えています。

しかしながら、日本の企業に入るには日本語での面接が当たり前で、そこで日本で働くキャリアを諦めてしまう学生が多いのではと予測されます。

Global30枠で入学した学生は、現地では成績優秀な学生ばかり。

私の友人にもGlobal30枠で入学した学生が何人かいますが、堪能な英語力だけではなく、異文化への順応性や、地頭のよさを感じます。

企業に入れば、貴重な戦力となることは間違いないと思っています。

Global30枠で入学した第1期生の就職活動が既にスタートしています。

大学だけでなく、企業も受け入れ態勢を作っていくことが求められそうです。

言語吸収に長けている彼らは、日本語は短期間で習得可能であるというのが私の認識です。

といいますのも、日本語能力ゼロの状態で留学し、英語のコースを受けているにも関わらず、

N2(日本語検定2級)を独学で取得してしまうほどの学生を知っているからです。

うまく成功するように、弊社でも精一杯のサポートをしたいと思っております!

最後に、名古屋大学の皆様ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

TagamiTatsuya

1988年東京で生まれ、2010年に明治大学経営学部を卒業後、金属系の専門商社にて海外輸出チームにて中国向けの輸出及び中国・中南米の三国間貿易に従事。 ASEAN好きが高じて、2013年に退職。ASEAN留学生と若手日本人の文化交流を推進するNPOを創業。2014年には在日留学生の就職問題と日本企業の機会損失を解消すべく、NODE株式会社を協同創業。 主に在日東南アジア人材を中心に約10,000人の日本語人材の獲得、さらに3,000人以上の面談経験を有する。 現在は、ASEAN人材ハンターの肩書きのもと、採用企業の外国籍人材採用および同業人材エージェントの戦闘力強化をサポート。